角材に精度の高い孔を空け、同径の丸棒(堅木)を挿入し、孔の周囲の摩擦により接着剤を利用せずに、物理的に木材をパネル化(木組)する工法です。角材と丸棒をクロスさせたシンプルな工法で、クロスポール工法と命名しました。木材加工技術の進化により、CP工法の芯となる丸棒の製造における高精度化・ローコスト化によって製造が可能となり、工法を確立することができました。また、自然乾燥が進むにつれて、丸棒と角材が馴染み強固なパネルとなります。
CP工法特許取得/特許第6083920号
角材に精度の高い孔を空け、同径の丸棒(堅木)を挿入し、孔の周囲の摩擦により接着剤を利用せずに、物理的に木材をパネル化(木組)する工法です。
接着剤を使用しないCP工法(木組)は、湿潤状態となる防腐剤加工処理を可能にすることから、国産材(小径間伐材)の野外利用の需要拡大に最適です。
角材の孔あけ位置をずらしたり、角材のサイズを変え交互に組み合わせて凹凸のあるリブデザイン。PC工法の木材間の隙間を調整することでクロスポールが直接見える格子デザイン。格子デザインにスペーサーを組み合わせたスリットデザイン。さまざまなデザインが可能。用途・場所を選ばない自由な構成が可能です。
90角の角材を2つ割りにして、芯割れをなくし、材料を縦に使い格子状にパネル化し、重圧感のあるデッキとしました。縦使いですので、下地を板のデッキの2倍の間隔とすることが可能で、ローコスト化ができ、表面にビスが出ないので、素足で歩くことができ、周囲を囲いドッグランデッキにも最適です。
ローコストな間伐材を板材だけでなく、角材(固形)として利用することによって、様々なメリットが生まれます。パネル化を可能とさせたことによる使用面の拡張、裏表の両面が仕上げとして利用できるため、リバーシブルなデザインになっております。また、国産材の利用に貢献し、CO2の長期固定としてエコな材料です。
「国産小径木を貯めた家」2018年度ウッドデザイン賞を受賞しました。弊社PRODUCTSであるCPフェンス・CPテーブル・CPデッキから構成されたローコストでエコなエクステリアです。
2024年12月19日
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