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間伐材オタクのブログ

間伐材の重要性

2023.08.17

人工林の植林を行うときに、苗木の間隔を1.8m~2mの間隔で植林をします、なぜ間隔を密に植林するかといいますと、間隔をあけてしまうことにより枝が自由に出てしまい節だらけの木となり、良質の木材とならないからです。

植林後15年くらいまで、下枝キリを行い樹冠の枝葉を残すことにより真っ直ぐな人工林が形成されますが、樹冠の枝葉が干渉しあい地表の光を奪ってしまうことから下草が生えない不毛の地表となりますから、間伐が必要となります、間伐は1回だけではなく主伐まで5回程度行われますから、細い間伐材もあれば太い間伐材もあります。

人工林には間伐が絶対に必要で、間伐材の有効な利用方法も必要なことです。

現在の間伐は、国民の税金を使い行われていす、税金徴収の理由は、CO2削減のためなのですが、徴収金額がわずかですので、環境改善のための税金と知る人は少ないと思います。

税金は2008年に「間伐等特措法」が施行されてから徴収されていますから、今年で15年目となります。

間伐材オタクが住んでいる栃木県では「とちぎの元気な森づくり県民税」として徴収されています。