BLOG

間伐材オタクのブログ

木塀を造ることでの環境改善効果(低炭素効果)

2023.09.05

皆さんは大気中のCO2がどのくらいの割合なのかをご存じでしょうか?

大気中CO2の割合はわずか0.03%なのですが、地下資源を使いCO2を増加させた現在では0.03%→0.04%に迫りつつあります。

樹木は、光合成により大気中のCO2をCとO2に分解することができる、CO2の削減ができる作用がある、環境改善に非常に貢献するものです。

O2は大気に排出し、Cは樹木自体に蓄積されますので、樹木は大きくなるのです。

樹木のCは太陽エネルギーでもありますから燃えると再びO2と結合しCO2に戻るのですが、燃やさずに、資材として利用すれば、CO2の固定となります。

自社がつくった、木の塀でどのくらいのCO2が削減できるかといいますと、色々と結構複雑で、物を作る時に消費するエネルギーや、間伐材で造れば森林吸収の増加に貢献し、老朽化すればバイオマスエネルギーにもなりますので、木塀事態以外にもおおくのCO2の削減効果があります。

CO2固定の数量に関してのCO2削減効果は簡単に出ますので、長野駅前に造った間伐材木塀でのCO2削減量を算出してみました。(写真の木塀)。

使用した木材の材積が9m3ですからCO2に換算するとCの重さ1657kg CO2換算6,079㎏になります。木塀のCO2の固定効果は非常に大きいのです。