2023.09.27
間伐材オタクは、1975年(昭和50年度)に材木商に就職をしました、この頃の材木のほとんどが国産材で、国産材が最も高額な時代でしたから、材木は余すところなく端材まで大切に利用されていました。
この時代から約50年経過した時代の国産材は、燃料利用が伐採材木の利用が増加し、良質な建築資材として利用できそうな丸太まで、チップにしてバイオマス燃料とされています。
植林をした時代の人は、環境のために間伐を行い、間伐材をバイオマス燃料として使うことなどみじんも考えてはいなかったと思います。
日本の森林資源の価値を大きく下げてしまう、燃料利用は、日本の森林資源の大安売りのようなものでもあります。
間伐材オタクは、少しでも日本の森林資源を、建築資材として利用し、大切に利用する方法を考え続けています。
バイオマス発電のチップになる前の比較的良質の丸太の写真です。